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住宅のインテリアデザインにおいて色選びは重要な決定事項です。ここに施主様と弊社インテリアコーディネーターが協働し竣工に至った、格式と現代性が共存する高級注文住宅のインテリアデザインの細部をご紹介致します。

 

茶色をインテリアのキーカラ―とし濃淡をつける

 

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こちらは24帖あるフォーマルリビングルームです。ゲストをおもてなしする重要なお部屋です。たった一枚のお写真ですが、施主様が目指されたインテリアコーディネートが端的に表れております。天井の高さは折り上げ天井の一番高い所で3.3m、それ以外は2.9mあります。ゲストに居心地の良さを感じて貰う為にも施主様が妥協しない設計要件でした。内装のカラーにおいて茶色をキーカラ―とし、フローリングは国産のオーク材で濃い茶色、床暖房対応の材質を使用致しました。壁はエクリュ(薄いベージュ)カラーの自然素材の塗り施工、茶色の見切り材を入れ、それ以上は白の壁紙としています。茶色をインテリアの軸とする中で、ソファーをはじめとする家具はイタリア家具で揃えております。イタリア家具といいましても様々ですが、華美なデザインではなく、現代的なモダンデザインを選択されました。白のソファーセットが部屋全体を軽やかに仕上げています。窓脇のオーディオスピーカーもレトロフューチャーなイタリアンデザインの一品です。そして、一般の住宅ではなかなか見る事のない、大きな窓はキマド社製の、国産の木製特注サッシです。キマド社のサッシは断熱、防火、防音性能に優れ、高級注文住宅のインテリアデザインと非常にマッチ致しました。キマド株式会社は富山県のメーカーです(http://www.kimado.co.jp/index.html)。施主様は輸入サッシではなく、このキマド社製の木製サッシを自らご希望され、住宅設計に取り入れるようご指示を頂きました。住宅や建築を知り尽くされたハイレベルな感性をお持ちの施主様とのインテリアコーディネートに弊社も得難い貴重な経験をさせて頂きました。

 

イタリア産モザイク絵画タイルと、特注デザイン玄関ドアが唯一無二の邸宅の証

 

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この邸宅の玄関ポーチです。ヨーロッパの観光地には、東方のエスニックな要素とギリシア・ローマの古典文化が融合したモザイク壁画が聖堂やモスクに遺されています。イタリアの文化や芸術に造詣の深い施主様は、モザイク調に絵画が描かれたタイルを購入され、弊社が邸宅の玄関ポーチの壁に張る事をご提案させて頂きました。ほんの少しだけ道路からこのモザイク絵画が見え、この邸宅の風格とセンスを物語ります。

特注デザインの玄関ドアは、ヨーロッパの教会の建具をデザインの見本に、弊社がデザインを行い専門業者に製作を依頼致しました。玄関ドアの図面はこちらです。

 

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高さ2.8m両開きの大きな玄関ドアは、重厚さは勿論の事、装飾のディテールに非常に凝りました。住宅の外観を飾るモールディング装飾建材を組み合わせ、教会建築のクラッシックなデザインを再現しております。結婚式場の内装もそうですが、新しい建材を使い、古い伝統的なデザインを行う事は、専門家でないと難しいと言えます。仕上の塗装色についても濃い茶色でしっかりとインテリアのキーカラ―を通しております。

 

今回のインテリアデザインレポートは以上とさせて頂きます。

次回はサーキュラー階段をテーマにレポートをさせて頂きます。お楽しみに。