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本物の洋館を表現する建築ディテール

伝統の建築様式に忠実に、かつその美しさを生活スタイルと調和させる

西洋では、ルネッサンス以降の宮殿や大邸宅の階段には、単なる昇り降りという機能以上に、晩餐会や舞踏会の 進行の中で、一つのハイライトシーンを演出する目的がありました。その多くは、賓客を邸内に迎え入れた瞬間、目を見張る程の壮大なホールからその奥へと続 く豪奢な部屋への期待感を与えるアイキャッチ的な造作として、階段の設計にはどの建築家も最大限の精力を注いだとされています。
従って、階段は邸宅建築における建築家の腕の見せどころあり、二つとして同じ ものがなく最も個性的で魅力あるものの一つでした。

インターナショナルホームでは、西洋建築や洋館と呼ぶに相応しい高級な輸入住宅のディテールに こだわり本物の建築様式を忠実に取り入れる一方、その美しさを現代の生活スタイルに調和させることが、「住まいの価値」を最大限に高めることになるものと 考えています。今回、インターナショナルホームの多くの建築実績から、ディテールにこだわった象徴的な例として階段をご紹介することにしました。西洋の歴 史的邸宅の玄関ホールや階段の魅力に比肩する個性的なものに仕上っています。

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ステアケース

サーキュラー階段

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【T邸】
サーキュラー階段は、流れるような曲線を描き優雅さを余すところなく表現しています。階段手すりの花柄の花びらひとつ一つまでデザインし、制作図面を起し た後、イタリアのアイアンメーカーに造らせました。素材の異なるバラスター(小柱)に使用されたロートアイアンと木製ハンドレールとの組み合わせ。イタリ ア職人の伝統的鍛造技術との曲げ加工技術が生かされています。
丹念に仕上げられた繊細なディテールは、格調と優雅さを備え、清楚な和の感性にも通ずるデザインです。

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■階段詳細図(平面図)

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■階段詳細図(立面図)

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ステアケース

ピラスター(親柱)

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【K邸】
外観デザインはイタリアンカントリーの住まいを、内装は箱根ガラスの森美術館をモチークにして造られました。階段は全て木製。ピラスター(親柱)はオーダーメード。西洋建築の階段をアメリカで学んだ日本屈指の造作職人の技が生きています。
繊細な図面によって彫刻されたピラスターのデザインは、どっしりした存在感あり、流れるような曲線を描く階段と調和している。重厚感溢れるクラシカルな階段とシックでいて開放的な玄関ホールには、邸宅に相応しい洋館の雰囲気を感じさせます。

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■玄関ホールと階段のパース

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■ピラスター(親柱)のデザイン
詳細な図面を基に木材を加工していきます。建築家の感性が生かされています。